川崎市が市制100周年を迎え、その記念すべき節目を祝うイベントとして、ブルーインパルスの飛行展示が行われました。 澄み切った青空をバックに、白い煙を引きながら空に描かれるアクロバティックな航跡は、多くの観衆の目を釘付けにしました。 川崎市の街並みとブルーインパルスが織りなす展示飛行は歴史と未来が交差する瞬間で、この特別な日の意義をさらに深く感じさせるものだったでしょう。
前日の予行は雨で中止。当日雨は止んだが不安定な天候のため、当日ギリギリまで飛行は未定でした。お昼頃に展示飛行ありのアナウンス。
このブログでは、ブルーインパルスの飛行の概要と撮影のコツ、さらに川崎市100周年ならではの撮影ポイントについても詳しくご紹介します。
川崎市市政100周年記念式典飛行ルートとタイムスケジュール
ブルーインパルス記念式典飛行ルート
飛行ルートは川崎市の等々力緑地を中心にして、新横浜方面から入り東京方面へ廻り
渋谷、新宿方面まで展示飛行します。
私が観覧した場所は、新横浜の鶴見川沿いにある日産スタジアムです。
ここなら高い建物もなく、観覧できるかと考えてここにしました。
ブルーインパルス展示飛行タイムスケジュール
埼玉にある入間基地から離陸して、30分程度展示飛行を行い入間基地に帰投します。
14:10頃 入間基地を離陸し、麻生区、多摩区、宮前区の上空を通過
14:20~14:40頃 等々力競技場で演目飛行後、中原区、高津区、多摩区の上空を通過
14:50頃 入間基地に着陸
ブルーインパルス撮影のコツと写真
私は中心から少し離れたところから観覧したので、ブルーインパルスの魅力である演目などは撮影できませんでした。しかし、もう一つの魅力であるスモーク出した展示飛行などは撮影できました。
撮影するコツはスモークが出たタイミングでカメラを連写モードにするのがブルーインパルスを撮影するコツです。カメラを連写して歩留まりを狙うと綺麗に撮れてるのがあります。なぜかこのような言い方をするのかといえば?ワンショットで動き物を撮るのは非常に難しいからです。だからここは手ブレした写真が出てしまうのは諦めてましょう…。デジタル時代には失敗した写真は消せばいいだけです。
レンズは300mm以上の望遠レンズがあると、寄れるので迫力のある写真が撮れます。カメラがもう一台あれば広角レンズで演目や空全体をダイナミックに写せますよ!
サブはいまはスマホでも広角が撮れたりするので、そちらで代用もありです。
ただ望遠撮れるスマホはまだないので(そのはず…)、それは一眼レフカメラでいきましょう!
下記は別の場所で撮影したブルーインパルスですが、広角レンズで撮影するとこのような大空に描く演目バーティカルキューピッドも撮影できます。この後に真ん中にもう1機が左下からハートマークの中央を抜けてスモークの矢を描きます。
当日は雨上がりだったので、雲がありました。雲のない澄んだ青空ほどブルーインパルスの機体やスモークが映えます!
雲が多いとご覧のように少しグレーなインパルスに…
全てZ5とZ24-200で撮影しました。APS-Cモードで撮影すれば200mmが換算300mmなり望遠レンズになります。
2024年度ブルーインパルス今後の飛行スケジュール
ブルーインパルスが展示飛行するのは、航空祭、記念イベント基本的にはこの2つです。
2024年7月以降のイベントは下記です。
- 7月6日(土):能代港開港50周年記念事業 のしろみなと祭り2024(秋田県能代市)
- 7月21日(日):宮津市制施行70周年記念イベント(京都府宮津市)
- 8月3日(土):第101回石巻川開き祭り(宮城県石巻市)
- 8月24日(土):東松島夏まつり2024(宮城県東松島市)
- 8月25日(日):松島基地航空祭(仮称)(松島基地)
- 8月31日(土):市制施行70周年及び中越地震震災復興記念祭(新潟県小千谷市)
- 9月15日(日):令和6年度千歳のまちの航空祭(千歳基地)
- 9月23日(月):航空祭2024 in KOMATSU(小松基地)
- 10月5日(土):SAGA2024第78回国民スポーツ大会(佐賀県佐賀市)
- 10月20日(日):島原城築城400年記念事業(長崎県島原市)
- 10月27日(日):エアフェスタ浜松2024(浜松基地)
- 11月3日(日):入間航空祭(入間基地)
- 11月21日(木):FIA世界ラリー選手権フォーラムエイト・ラリージャパン2024(愛知県豊田市)
- 12月1日(日):美浜町町制施行70周年記念事業(和歌山県美浜町)
- 12月8日(日):令和6年度百里基地航空祭(百里基地)
個人的に11月21日(木):FIA世界ラリー選手権フォーラムエイト・ラリージャパン2024(愛知県豊田市)が気になります。でも完全にド平日です。
また、下記の航空自衛隊のHPにもスケジュールが載っています。
引用元:航空自衛隊HP
川崎でのブルーインパルス飛行に関連したよくある質問
川崎でブルーインパルスの飛行ルートはどこですか?
2024年のブルーインパルスの飛行ルートは、川崎市内を含む複数のエリアを飛行予定です。詳細なルートはイベント直前に公式発表されるため、公式サイトやSNSで最新情報を確認してください。
今日の川崎でブルーインパルスが見える場所はどこですか?
ブルーインパルスが見える場所としては、開けた広場や川沿いの公園が適しています。特に、多摩川沿いや高層ビルの展望台が人気のスポットです。風向きや天候により見え方が変わるため、早めの到着をおすすめします。
川崎でブルーインパルスの穴場スポットはありますか?
穴場スポットとしては、比較的人が少ない小規模な公園やビルの屋上が挙げられます。大きな混雑を避けたい場合、多摩川の河川敷や高台の駐車場も良い選択肢です。事前に下見をしておくとさらに安心です。
川崎でのブルーインパルス撮影スポットのおすすめは?
おすすめの撮影スポットは、視界の広い場所です。多摩川沿いや、川崎駅周辺の高層ビルから撮影すると良い写真が撮れます。早朝や夕方の光を活かすと、さらに美しい仕上がりになるでしょう。
2024年のブルーインパルス航空祭の予定はどうなっていますか?
2024年のブルーインパルス航空祭は全国各地で予定されています。川崎エリアでのイベントに関する情報は、公式ウェブサイトやSNSをチェックすることで入手できます。イベント会場では事前予約が必要な場合もあるためご注意ください。
ブルーインパルスを見るためにチケットは必要ですか?
一般的に、ブルーインパルスの飛行自体を見るのにチケットは必要ありません。しかし、特定の観覧席やイベント会場に入るためにはチケットが必要な場合があります。詳細は主催者の発表を確認してください。
まとめ:ブルーインパルスとは!?
ブルーインパルスは、航空自衛隊の公式展示飛行チームとして、多くの人に感動と誇りを与えています。このチームは、特別な技術と訓練を受けたパイロットたちが行う飛行ショーで、歴史のある日本の空の象徴とも言えます。この記事では、ブルーインパルスの歴史、活動内容についてまとめていきます。
ブルーインパルスの歴史
ブルーインパルスは1960年に公開飛行を行いました。その後、半世紀以上にわたって広範囲で多くの展示飛行を行い、多くの人々に勇気と感動を与えてくれました。また様々なイベントや災害時にはその存在がありましたが地域社会の一部として認識されています。
ブルーインパルスの活動内容、意味と影響
ブルーインパルスは、航空祭や記念式典での展示飛行を行うことで知られています。各地のイベントで披露される飛行は、正確かつ美しい編隊飛行やアクロバット飛行で観客の目を楽しませます。
ブルーインパルスの存在意義は、日本の防衛力の象徴だけでなく人々の関心を強め、社会に活力を考えることもあります。例えば、災害復興支援や記念行事での飛行により、被災者に勇気を与えたり、国民に誇りを持たせたりといった効果もあります。
ブルーインパルスを一言で集約すれば、大空に「夢・感動」を描く アクロバット飛行チーム
となります。
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