寒い冬に野鳥観察・撮影が初心者にとって最適な理由はいくつかあります。
夏に比べて鳥を見つけやすく、観察しやすい環境が整う。
そのため、初心者でも比較的簡単に野鳥の世界を楽しむことができるのです。
ここでは、冬の野鳥観察・撮影が初心者に最適な3つの理由を詳しく解説します。
- 葉が落ちて鳥を見つけやすい!
- 冬鳥が渡ってきて種類が豊富!
- 鳥が人里に近づき観察しやすくなる!
可愛らしい姿や美しい鳴き声に心癒されるでしょう。
それぞれ説明していきます!
\野鳥観察に必需品の双眼鏡/
葉が落ちて見つけやすい!冬の野鳥観察・撮影
葉が落ちて野鳥を見つけやすい理由
冬になると木々の葉が落ち、周囲の景色が一変。
これは野鳥観察・撮影において、非常に大きなメリットです。
夏場は葉が生い茂り、鳥の姿を捉えるのが難しいことが多いが、冬は枝にとまっている鳥を簡単に見つけることができます。
- 遠くの鳥も発見しやすいため葉が落ちる冬は遠くの木にとまっている鳥や、高い木の梢にいる鳥も視界に入りやすくなる。双眼鏡を使えば、より遠くの鳥も観察できます。
- 鳥の全体像を捉えやすいため 夏場は葉に隠れて部分的にしか見えなかった鳥も、冬は全身をはっきりと見ることができる。これは種類を特定する際にも役立ちます。
- 写真撮影の構図が決めやすいため葉に邪魔されることなく、鳥の全身や周囲の風景を含めた構図を自由に考えることができる。背景もすっきりするため、鳥がより際立つ写真が撮れます。
冬こそ野鳥観察・撮影!見つけやすいから初心者も安心
野鳥観察を始めるにあたって、まず重要なのは鳥を見つけることです。冬は葉が落ちて鳥を見つけやすいため、初心者でも気軽に野鳥観察を始めることができます。
- モチベーションの維持に繋がるため 最初から鳥を見つけることができれば、観察が楽しくなります。
- 観察スキルが向上しやすいため見つけやすい環境で観察を続けることで、鳥の探し方や見分け方など、観察スキルが自然と向上します。
- 図鑑との照合が容易になるため鳥の全体像を捉えやすくなります。図鑑やアプリと照らし合わせて種類特定も容易です。
冬は多彩な野鳥の被写体に出会える
冬の身近な野鳥たち
冬は多くの野鳥が渡来してくる季節です。公園や庭先でも、様々な種類の野鳥を見つけることができます。
公園や庭先で出会える身近な野鳥
シジュウカラ: 体長約14cmの小さな鳥。頭から胸にかけて青灰色、腹は黄色、背中は緑色をしています。好奇心旺盛で、エサ台に集まる様子がよく見られます。
メジロ: 体長約13cmの小さな鳥。全身がオリーブグリーンで、目の周りに白い輪がある。花の蜜を好むため、梅や桜の花に集まる姿がよく見られます。
ハクセキレイ: 体長約18cmの鳥。白と黒の羽毛で、尾が長く、上下に振りながら歩くのが特徴です。地面を歩きながら餌を探し、虫やミミズなどを食べます。
代表的な冬鳥たち
冬の日本には、様々な種類の冬鳥がやってきます。ここでは、その中でも代表的な種類をいくつかご紹介します。
- カモ類: オシドリ、マガモ、カルガモなど、水辺でよく見られるカモ類は、冬の代表的な渡り鳥です。水面を優雅に泳ぐ姿は、観察の対象として人気があります。
- ツグミ: 冬になると、公園や庭先などでもよく見かけるようになるツグミは、木の枝でじっとしたり、地面を跳ね回って餌を探したりする姿が観察できます。
- ジョウビタキ: オスは鮮やかなオレンジ色、メスは灰色がかった羽毛が特徴的なジョウビタキは、電線や木の枝などにとまっている姿をよく見かけます。
冬は鳥が人里に近づき観察しやすくなる!
冬になると、庭の木にたくさんの鳥たちが集まってくるようになります。
これは、鳥たちが食べ物を求めて人里に近づくためです。
特に木の実をついばむ姿や、地面に落ちた種を探す姿は、見ているだけでも癒されます。
このように、冬は身近な場所で手軽にバードウォッチングを楽しめる絶好の機会なのです。
冬の野鳥観察のススメ
冬の野鳥観察に必要なことや物はある?
双眼鏡を持参する: 双眼鏡があれば、遠くの鳥も大きく見ることができます。
図鑑やアプリを活用する: 図鑑や野鳥観察アプリを使うと、見つけた鳥の名前を調べることができます。
早朝や夕方に観察する: 鳥たちは早朝や夕方に活動が活発になることが多いです。
静かに観察する: 鳥は人の気配を感じるとすぐに逃げてしまうため、静かに観察することが大切です。
冬の野鳥撮影に関連したよくある質問
冬の鳥一覧にはどんな種類が含まれていますか?
冬の鳥一覧には、シロハラやルリビタキ、ツグミ、アオジ、ルリビタキ、ベニマシコなどが含まれます。これらの鳥は、冬になると日本に飛来して越冬することが多く、季節ごとに異なる姿を楽しめます。
冬の野鳥図鑑でおすすめのものはありますか?
おすすめの冬の野鳥図鑑としては、「日本の野鳥観察図鑑」や「フィールドガイド 野鳥」があります。これらの図鑑は、写真と詳細な説明が充実しており、初心者にもわかりやすく使えるでしょう。
鳥は冬をどのように過ごすのでしょうか?
鳥は冬を越すために、食料が豊富な地域へ移動する渡り鳥もいれば、寒さに耐えながら同じ場所で過ごす留鳥もいます。多くの鳥が羽毛を膨らませて体温を保ち、冬の寒さを乗り越えるでしょう。
冬鳥の中でも渡り鳥にはどんな種類がありますか?
冬鳥の中でも渡り鳥には、ツグミ、カモ類、オオハクチョウなどがいます。これらの鳥は、繁殖地から冬の間に餌が豊富な地域へと移動し、春には再び繁殖地へ戻ります。
まとめ
冬は野鳥観察・撮影に最適な季節です。
寒さを少し我慢して山や森や公園へ行くと、様々な野鳥がいます。
そして以下の利点もあります!
葉が落ちて見つけやすので遠くの鳥も発見しやすい。冬鳥がやってきて種類も豊富。
さらに人里に近づいてくるため観察しやすいという、3つのおすすめできる理由があります。
ぜひ、あなたもこの冬は防寒対策をしっかりとして、バードウォッチングを楽しんでみましょう。
観察しながら図鑑で野鳥の名前を調べると、更に観察が楽しくなります!
観察しながら図鑑で野鳥の名前を調べると、更に観察が楽しくなります!
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