映画「名もなき者」ボブ・ディランのスルメのような音楽と詩の魅力!

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【映画】名もなき者|孤高のフォーク詩人をティモシー・シャラメが熱演

ボブ・ディランと聞いて、すぐに「風に吹かれて」が出る人はかなりの洋楽、ロック好きに違いない。

筆者自身が一時期古い洋楽を聴いていた時があり、彼の音楽をよく聴いていました。

「風に吹かれて(Blowin’ in the Wind)」 、「時代は変わる(The Times They Are a-Changin’ )」、そして普及のRock「ライク・ア・ローリング・ストーン(Like a Rolling Stone)」を生み出しました。
そんな伝説のロック詩人が、伝記映画になったのでこの度鑑賞!

この記事では、『名もなき者』とボブ・ディランの音楽がなぜスルメのようなのかと、歌詞が感動する理由を解説します。そして、主演ティモシー・シャラメの演技の素晴らしさも併せて書いていきます。

ぜひ最後までご覧ください。

この記事でわかること

・その①:ボブ・ディランの音楽がなぜスルメのようなのかがわかる

・その②:ボブ・ディランの音楽の歌詞が感動する理由

・その③:ティモシー・シャラメの演技が秀逸

公式HPより

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目次

ボブ・ディランとは?

引用元:映画.com 名もなき者ギャラリーより

はじめに映画より先に、ボブ・ディランについて簡単に解説します。

ボブ・ディランの基本情報

テツ屋

ボブ・ディランってどんな人なのか教えて!?

項目情報
名前ボブ・ディラン (Bob Dylan)
本名ロバート・アレン・ジマーマン (Robert Allen Zimmerman)
生年月日1941年5月24日
出身地アメリカ合衆国ミネソタ州ダルース
主な職業シンガーソングライター、ミュージシャン、画家、詩人
代表的なアルバム『ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム』, 『追憶のハイウェイ61』, 『ブロンド・オン・ブロンド』, 『血の轍』, 『タイム・アウト・オブ・マインド』
代表的な楽曲「風に吹かれて」、「ライク・ア・ローリング・ストーン」、「ミスター・タンブリン・マン」、「時代は変る」、「天国への扉」
受賞歴ノーベル文学賞、グラミー賞、アカデミー賞など多数
特徴フォークソングを基盤に、ロック、ブルース、カントリーなど多様な音楽スタイルを取り入れ、社会的なメッセージ性の強い歌詞で知られる。
影響音楽界だけでなく、文学、思想、社会運動など、幅広い分野に影響を与えた。
テツ屋

グラミー賞だけでなくノーベル文学賞も受賞してるのが凄い!

ボブ・ディランの音楽がなぜスルメなのか?

ボブ・ディランの音楽が「スルメ」のように評されるのは、彼の音楽が聴き込むほどに味わい深くなるという点にあります。逆に言うと1回聴いただけじゃ、難解でわかりずらいとも言えるのです。

✅️ボブ・ディランの音楽がスルメのような理由

以下、簡単な表にしてみました。

理由詳細
歌詞の奥深さ文学的な表現や比喩が豊富で、聴くたびに新しい発見がある。時代や社会に対する深い洞察を含む。「風に吹かれて」「時代は変る」など、時代を超えて共感を呼ぶ歌詞
音楽性の多様性フォーク、ロック、ブルース、カントリーなど、多彩な音楽スタイルを取り入れ、常に新しい表現を追求。アルバム「ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム」でのフォークからロックへの転換
歌声と演奏の個性独特のしゃがれ声と感情豊かな歌い方、個性的なギター・ハーモニカ演奏が音楽に深みを与える。「ライク・ア・ローリング・ストーン」での力強い歌声と演奏
時代を超える普遍性特定の時代や文化に限定されない普遍的なテーマを扱い、いつの時代に聴いても心に響く。「ミスター・タンブリン・マン」「天国への扉」など、世代を超えて愛される楽曲

個人的には良いものは1回聴いただけじゃわからず、聴き込むほどにわかるものこそ、いい音楽だと考えます。

ボブ・ディラン楽曲の歌詞の素晴らしさ!

ボブ・ディランの歌詞は単なる音楽の枠に留まらず、それ自体が独立した文学作品としての価値を持っています。彼の歌詞の素晴らしさは、ロック歌手で唯一ノーベル文学賞を受賞したことでも実証されています。

詩の魅力は以下の4点にまとめられます。

1,言葉の魔術師
2,社会へのメッセージ
3,時代を超えて心に響く
4,歌と歌詞が一体になってる

ディランの有名曲の一つ「風に吹かれて(Blowin’ in the Wind)」から歌詞を見てみましょう。

Blowin’ in the Wind

How many roads must a man walk down
Before you call him a man?
How many seas must a white dove sail
Before she sleeps in the sand?
Yes, ‘n’ how many times must the cannon balls fly
Before they’re forever banned?
 
The answer, my friend, is blowin’ in the wind
The answer is blowin’ in the wind

人はいくつの道を歩めば
人と呼ばれるのだろうか
白い鳩はいくつの海を渡れば
砂浜の中で眠れるのだろうか
砲弾は何発放たれれば
使用禁止となるのだろうか
 
友よ、答えは風の中に吹いている
答えは風の中に吹いているのだ

この曲に上記4点が全て入っています。特に比喩的に、社会的メッセージを入れてるのが詩人だなと。

この歌は反戦歌でもあるのです。そして今でも戦争はなくならない…

ディランの歌詞は日常的な言葉の中に、詩的な表現や比喩を巧みに織り交ぜ、聴く者の想像力を掻き立てます。
そのため、時代を超えて聴く者の心深く響くのです。

このアルバムに「風に吹かれて(Blowin’ in the Wind)」が入っています。

ティモシー・シャラメの演技が秀逸

この映画の白眉は、なんといってもティモシー・シャラメの演技に尽きるでしょう!

その秀逸さをいくつかの点からご紹介します。

徹底的な役作り

  • ティモシー・シャラメは、若き日のボブ・ディランを演じるにあたり、5年間のトレーニングを積みました。
  • ギターの練習はもちろん、ディランの独特な歌声や話し方、仕草などを徹底的に研究し、役になりきっています。

✅️音楽シーンでの圧倒的な表現力

シャラメは映画の中で数々の音楽シーンを披露していますが、その表現力は圧巻です。ギターの演奏や歌声はもちろん、音楽に込めた感情までも観客に伝わるような、魂のこもったパフォーマンスを見せています。

途中から、まるで本当のディランを見ているような気分になりました。

キャストとあらすじ

引用元:映画.com 名もなき者ギャラリーより

ここでキャストとあらすじを紹介します。

スタッフ、キャスト

「名もなき者」スタッフ、キャストです。

主演のティモシー・シャラメは初見。演技は本当に素晴らしいものがありました。「デューン 砂の惑星」「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」に出演してます。

そして、ジョーン・バエズ役のモニカ・バルバロ
大人気シカゴシリーズドラマ「シカゴ・ジャスティス」やトム・クルーズ主演の世界的大ヒット作「トップガン マーヴェリック」(22)で女性パイロットのフェニックス役を演じていた方でした。
要所で出てきて、ディランと関わり存在感を放っていました。

あらすじ

簡単にあらすじを紹介します。

2016年に歌手として初めてノーベル文学賞を受賞したボブ・ディランの若い日を描いた伝記ドラマ。「デューン 砂の惑星」「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」のティモシー・シャラメが若き日のボブ・ディランを演じ、「ウォーク・ザ・ライン 君につづく道」「フォードvsフェラーリ」などを手がけてきた名匠ジェームズ・マンゴールドがメガホンをとった。

1961年の冬、わずか10ドルだけをポケットにニューヨークへと降り立った青年ボブ・ディラン。恋人のシルヴィや音楽上のパートナーである女性フォーク歌手のジョーン・バエズ、そして彼の才能を認めるウディ・ガスリーやピート・シーガーら先輩ミュージシャンたちと出会ったディランは、時代の変化に呼応するフォークミュージックシーンの中で、次第にその魅了と歌声で世間の注目を集めていく。やがて「フォーク界のプリンス」「若者の代弁者」などと祭り上げられるようになるが、そのことに次第に違和感を抱くようになるディラン。高まる名声に反して自分の進む道に悩む彼は、1965年7月25日、ある決断をする。

ミネソタ出身の無名のミュージシャンだった19歳のボブ・ディランが、時代の寵児としてスターダムを駆け上がり、世界的なセンセーションを巻き起こしていく様子を描いていく。ボブ・ディラン役のティモシー・シャラメのほか、エドワード・ノートン、エル・ファニング、モニカ・バルバロ、ボイド・ホルブルックらが共演。第97回アカデミー賞で作品賞をはじめ計8部門でノミネートされた。

引用元:映画.com 名もなき者あらすじより

まとめ:観た感想

引用元:映画.com 名もなき者ギャラリーより

少しネタバレ的なことを言います。ラストのエレキでのロックに拘るのは、なぜなのか?が少し説得力が弱かったと個人的に思いました…。

それ以外は伝記映画としてよく出来ており、何より彼の楽曲を劇場の大画面と大音量で聴けるのは至上の喜びでした。
是非、映画館で観ましょう!

ボブ・ディランの多様な音楽性と心に響く歌詞。そして比喩と象徴に満ちた詩的な言葉は、時代を超えて私たちの心に響きます。
彼を知らない方も映画を観て、音楽を聴いて、詩を読んでほしい。まさに「スルメ」のような味わい深さを持っています。この映画をきっかけに、ぜひボブ・ディランの音楽と詩の世界に触れてみてください!

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