小田原駅から約7分。そこに、映画のワンシーンのような「海が見える無人駅」があるのを、あなたはご存じですか?
- 小田原観光のついでに、電車でサッと行ける最高の絶景駅を見つけたい
- ホームから雄大な海が一望できる、ノスタルジー溢れる無人駅を訪れたい
- スマホやカメラで、誰が見ても感動するような「絶景写真」を撮るノウハウを知りたい
西湘の玄関口・小田原駅から電車でわずか10分。東海道本線にある無人駅「根府川駅」は、駅舎からホームまで、どこを切り取っても絵になる「海が見える絶景駅」。しかし、最高の1枚を撮るアングルや、小田原からの最適なアクセスルートを知らないと、その魅力を100%体験できません。
「小田原駅」を起点としたスムーズなアクセスと、ホーム、跨線橋など、根府川駅の絶景を最大限に活かす最適な撮影と、周辺観光スポットを徹底解説!
- 小田原からたった7分! 根府川駅へのスムーズなアクセス方法
- 【作例あり】 海とレトロ駅舎を美しく撮る撮影スポット5選
- 小田原城・箱根・吾妻山公園も巡る!贅沢な日帰り周遊プラン
この記事を読めば、小田原観光に組み込める最高の絶景スポットを攻略できます。あなたの旅の記録が、さらに思い出に残ることになること必至。
感動的な海辺の絶景が待つ無人駅「根府川」へ、心もカメラも満たされる最高の撮影旅へ出かけましょう!
根府川駅(ねぶかわえき)とはどんな場所?

根府川駅は、神奈川県小田原市にあるJR東海道本線の駅です。 東京から熱海・伊豆方面へ向かう際、多くの人が通り過ぎてしまいますが、実は「海が見える絶景無人駅」として知られる秘境感満載のスポットです。
ホームの目の前に広がる相模湾

この駅の最大の特徴は、なんといってもそのロケーションです。 崖の上に位置しており、改札を抜けてホームに立つと、目の前には遮るもののない相模湾が広がります。
波の音と電車の通過音だけが響く空間は、都会の喧騒を忘れるのに最適です。
- 海までの距離が圧倒的に近い
- レトロな木造駅舎の雰囲気が残る
- 無人駅ならではの静寂
小田原からのアクセス方法
都心からアクセスする場合、まずは「小田原駅」を目指し、そこから乗り換えるのが一般的です。
電車での行き方
小田原駅からは、JR東海道本線(熱海方面行き)に乗車します。
- 小田原駅でJR東海道本線(熱海・伊豆急下田方面)に乗車
- 早川駅(1駅目)を通過
- 根府川駅(2駅目)で下車
所要時間は約7分。 あっという間に到着しますが、車窓から海が見え始めると旅の気分が一気に高まります。
車でのアクセスと駐車場について
車で訪れる場合は、西湘バイパスの「石橋IC」から約10分ほどです。 ただし、駅前はスペースが限られており、送迎用のロータリー程度の広さしかありません。
※駅周辺にコインパーキングはほとんどありません。撮影などで長時間滞在する場合は、電車でのアクセスを強くおすすめします。
【作例あり】根府川駅のおすすめ撮影スポット5選
カメラを持って訪れるなら、絶対に押さえておきたい構図を紹介します。
高台から見下ろす「線路と水平線」
崖の上に位置する根府川駅ならではの、駅全体と海を見下ろすアングルです。 眼下には真っ直ぐに伸びる東海道線の線路、その奥には視界いっぱいの相模湾。この「高さ」と「開放感」は、普通の駅では絶対に撮れません。

- 撮り方のコツ: 駅の看板もしっかり入れるのがポイント。天気が良い日は海と空の境界線(水平線)がくっきりと見え、青のグラデーションが最高に綺麗です。
レトロな駅舎が切り取る「海の額縁」
木造のレトロな駅舎を正面から撮ると、改札口がまるで「額縁」のようになり、その向こうの海を切り取ることができます。 水色のペンキで塗られた駅舎の柱と、海の青さがマッチして、とても可愛らしい雰囲気になります。

- 撮り方のコツ: 駅舎の全体を入れつつ、中心の「改札の抜け」が明るくなりすぎないように露出(明るさ)を調整するのがポイントです。
鉄骨構造に映える「縦型看板」
ホームにはひっそりと縦型の「ねぶかわ」看板があります。 海などの自然風景だけでなく、こういった「鉄道の構造物」に寄って撮るのも、旅の記録として味わい深いです。

レトロな跨線橋と海
「年季の入った跨線橋」と「背景に広がる青い海」が重なる美しいアングルがあります。 ただ海だけを撮るよりも、この古い橋が写り込むことで、一気に「旅に来た!」というノスタルジックな雰囲気が生まれます。

撮り方のコツ: 「古い人工物(橋)」と「鮮やかな自然(海・空)」の対比を意識して撮るのがポイント。
旅の証明写真「駅名標と海」
最後は定番の駅名標です。 根府川駅の駅名標は、バックに海が入る絶好のロケーションに立っています。 「根府川(Nebukawa)」の文字と、背景のキラキラした海を一緒に写せば、これ以上ない旅の記念写真になります。

- 撮り方のコツ: 太陽の光が当たっている時間帯なら、海の色も濃く写ります。
※ちなみに、この記事の写真はすべて Nikon Z5と24-200mmのレンズキット と28mm単焦点レンズで撮影しています。レンズキットは広角から望遠まで1本でこなせるので、こうした旅の撮影には最高の相棒です。
【Nikon Z5+24-200mm】レビュー!実際の使用感を解説
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「根府川とセットで楽しむ!周辺観光スポット
根府川駅での撮影は1時間ほどで楽しめるので、残りの時間は近隣のメジャースポットと組み合わせるのがおすすめです。 小田原駅を拠点にすれば、海・城・山・花を満喫する贅沢なコースが組めます。
※全部1日で周遊するのは、慌ただしくなるので1泊をおすすめ!
菜の花と富士山の「吾妻山公園」

せっかく東海道線に乗ったなら、少し足を伸ばして二宮駅(吾妻山公園)へ行くのもおすすめです。
根府川駅から小田原方面へ電車で約20分~25分ほど。
ここでは1月の真冬に「富士山×相模湾×菜の花」という、根府川とはまた違った絶景が待っています。
「根府川で海の駅」⇔「二宮で花と富士山」という撮影ルートは最高ですよ。根府川で朝日から、または夕陽を撮影で順番を逆にするのもアリ!
【吾妻山公園】1月に咲く菜の花と富士山を撮影!一足早い春の絶景を解説

【定番】小田原城址公園と箱根
拠点の「小田原駅」から徒歩10分。 根府川で海を撮った前後は、小田原城で「お城×花」や歴史的な建造物を撮影するのが王道ルートです。天守閣からの眺めも最高で、撮影旅には外せません。
その小田原駅から箱根登山鉄道に乗り換えれば、箱根湯本に到着します。 「午前中は根府川で海を見て、午後は箱根で日帰り温泉」なんてプランも、移動時間が短いので十分に可能です。
ヒルトン小田原リゾート&スパ

駅から送迎バス(またはタクシー)で数分の場所にあります。 宿泊しなくても、ランチビュッフェや日帰り温泉を楽しむことができ、撮影旅の休憩に最適です。
\ランチや日帰り温泉のみもOK/
まとめ
今回は、小田原からたった2駅で行ける絶景の無人駅「根府川駅」を紹介しました。
都心から1時間ちょっとで、これほど静かで、海を近くに感じられる場所は他にありません。 「遠くへ旅行に行く時間はないけれど、リフレッシュしたい」という時には、最高の選択肢になるはずです。
- アクセス抜群:小田原駅から電車でわずか7分
- 撮影が楽しい:レトロな駅舎、海、線路と「映え要素」が満載
- 周辺も充実:小田原城、箱根、二宮(菜の花)とセットで回れる
ぜひ次の週末は、カメラを片手に根府川駅へ降り立ってみてください。 波音と電車の音だけが響くホームで、日常を忘れる贅沢な時間が待っていますよ。
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